販売員→人事→EC→WACA認定ウェブ解析士マスター|百貨店マーケターが資格をとった理由

デジタルマーケティングのスキルを体系的に身につけたい、キャリアアップに活かせる資格を取りたい——そんな方に向けて、前回の記事ではウェブ解析士という資格の全体像を解説しました。

今回は少し視点を変えて、「なぜ私がウェブ解析士マスターまで取得し、講師を目指すに至ったのか」というお話をさせてください。

販売員からキャリアをスタートし、人事部、ファッションEC、大手通信会社、そして現在の百貨店EC事業部——10年以上にわたるキャリアの中で、私がウェブ解析士という資格に出会い、最終的に講師資格であるマスターを取得するに至った経緯をお伝えします。

この記事を読んでいただくことで、「ウェブ解析士の資格が実際のキャリアにどう活きるのか」を、一つの実例として感じていただけたら嬉しいです。


販売員時代——「お客様の顔が見える」現場でマーケティングの原点を学んだ

私のキャリアは、大手百貨店の販売員から始まりました。

店頭に立ち、目の前のお客様と会話しながら、何を求めているのかを読み取り、最適な商品を提案する。今振り返ると、これはマーケティングの原点そのものだったと感じています。

「この方は何を探しているのか」「どんな言葉が響くのか」——お客様の表情や仕草から瞬時に判断して動く。デジタルの世界で言えば、ユーザー行動の分析とパーソナライズに近い感覚です。

当時はもちろん「マーケティング」なんて意識していませんでしたが、この販売経験で身につけた「顧客理解」の感覚が、後のキャリアすべての土台になっています。

そして、この経験は今の講師業にも直結しています。受講者が「何に困っているのか」「どの説明で腑に落ちるのか」を読み取る力は、まさに販売員時代に鍛えられたものです。


人事部時代——「人を見る力」と「教える力」を磨いた

販売員としての実績が認められ、本社の人事部に異動しました。担当は新卒採用と若年層社員の育成です。

年間数百名の学生と面接を行い、何千枚ものエントリーシートを読み込み、「この人の強みは何か」「どのポジションで活躍できるか」を見極める日々を送っていました。

🗨️ 受講を検討中の方 「人事部の経験がウェブマーケティングの講師に関係あるんですか?」

実は、大いに関係があるんです。

人事部で得た「人の強みを見抜く力」と「わかりやすく伝える力」は、講師業に直結しています。受講者一人ひとりの理解度を見ながら説明のレベルを調整する——これは面接官として学生と向き合っていた頃に身につけたスキルそのものです。

また、若年層の育成研修を企画・実施した経験から、「大人が新しいことを学ぶとき、何がハードルになるか」を肌感覚で理解しています。この経験があるからこそ、ウェブ解析士の学習で挫折しやすいポイントを先回りしてサポートできると考えています。

さらに、人事部の採用経験があるからこそ、資格をキャリアにどう活かすかという視点でもアドバイスができます。「ウェブ解析士を取ったけど、転職や社内異動にどう活かせばいいかわからない」という方のご相談にも対応できるのは、この時代の経験のおかげです。


ファッションEC子会社への出向——デジタルの世界に飛び込んだ転機

人事部で経験を積んだ後、百貨店グループのファッションEC子会社に管理職として出向しました。ここが私のデジタルマーケティングキャリアの原点です。

ECサイトの運営全般——商品企画、売上管理、サイト運営——すべてが初めてのことだらけでした。

正直に言うと、最初は右も左もわかりませんでした。

「CVR」「CPA」「セッション」——日常的に飛び交う用語の意味を正確に理解できず、会議についていくのがやっとだった時期もあります。

しかし、この「わからなかった経験」が、今の私にとって最大の財産になっています。

未経験からデジタルの世界に飛び込んだからこそ、初学者がどこでつまずくかを肌感覚で理解できるのです。「なんとなくわかったつもり」で先に進んでしまう怖さも、用語の海に溺れそうになる不安も、全部自分が経験してきました。

私の講座では、この経験を活かして「テキストにはこう書いてあるけど、実務ではこういう場面で使うんですよ」という橋渡しを丁寧に行います。


大手通信会社への出向——データドリブンの本質を叩き込まれた

ファッションEC子会社での経験を買われ、次は大手通信会社が運営するファッションEC事業に出向しました。

ここで私は初めて、アクセス解析を起点としたデータドリブンなマーケティングを本格的に実践することになります。

大規模ECサイトのマーケティング戦略立案に携わる中で、新規販促施策の企画・導入、サイト運営子会社とのKPI進捗管理と改善提案、ウェブ広告やSEOの運用など、デジタルマーケティングの実務を幅広く経験しました。「データを見て、仮説を立て、施策を打ち、効果を検証する」というPDCAサイクルを身体で覚えた時期です。

🗨️ 受講を検討中の方 「データドリブンって言葉はよく聞くけど、実際どうやるの?」

まさにその疑問こそ、ウェブ解析士の学習で学べることの核心です。

ウェブ解析士のカリキュラムでは、KPI設計からアクセス解析、広告効果測定まで、データドリブンの実践に必要な知識を体系的に学べます。私がこの通信会社時代に現場で叩き込まれたことが、テキストに体系的にまとまっている——ウェブ解析士の教材を初めて読んだとき、そう感じました。

だからこそ、講座では教科書の内容に加えて「この知識が現場ではどう使われるか」を必ずセットでお伝えします。テキストだけでは得られない、実務の温度感をお届けしたいと思っています。


百貨店への帰任——そしてウェブ解析士との出会い

百貨店に帰任し、EC事業部でコンテンツ企画を担当した後、商品マスタのグループマネジャーとして、ECサイトの商品データ基盤の整備を推進しました。

そして現在は、EC事業部の本部直轄スタッフとしてECの営業政策の立案〜実行〜推進を担当しています。GA4によるアクセス解析を軸に、売上目標に対する施策の効果検証と次のアクションを提案する日々です。加えて、EC事業部内でDX推進担当として、AI・SaaSの業務活用を軸とした業務改善も推進しています。

帰任後、実務で求められるレベルがさらに上がっていることを痛感しました。特に、GA4のアクセス解析に基づいた提案力——データから示唆を読み取り、具体的な施策に落とし込む力——を体系的に身につけたいと考え、上級ウェブ解析士を取得しました。

このように10年以上デジタルマーケティングの現場に身を置いてきた中で、ある課題に直面しました。

「自分の知識は、体系的に整理されていない」ということです。

現場で得た知識は断片的で、「なんとなくできている」状態。人に教えようとすると、うまく言語化できない。後輩に説明しようとして、自分の理解の曖昧さに気づく——そんな経験が何度もありました。

この課題を解決してくれたのが、ウェブ解析士という資格でした。

前回の記事「ウェブ解析士とは?」でも書きましたが、ウェブ解析士の学習は「明日の仕事の質を上げてくれる」ものでした。


なぜウェブ解析士「マスター」まで取得したのか

ウェブ解析士、そして上級ウェブ解析士を取得した後、私はさらにその上のWACA認定ウェブ解析士マスター(講師資格)まで進みました。

なぜか。理由はシンプルです。

「自分が苦労して得た知識を、同じように悩んでいる人に伝えたい」と思ったからです。

私自身、販売員からデジタルの世界に転身したとき、体系的に教えてくれる人がいませんでした。手探りで、失敗を繰り返しながら学んできました。

もし当時、「現場経験のある人が、実務に即して教えてくれる講座」があったら——どれだけ助かっただろうかと思います。

だからこそ、教科書的な知識だけでなく、百貨店ECの現場で日々実践しているリアルを交えて教えられる講師になりたいと考えました。


3つの業界経験が「教える力」になる

私の強みは、百貨店・大手通信・ベンチャーという3つの異なる業界でEC事業に携わってきたことです。

百貨店には百貨店ならではのマーケティングの特徴がありますし、大手通信会社にはスケールの大きな施策があり、ベンチャーにはスピード感のある意思決定があります。

この3業界の経験を横断的に持っているからこそ、受講者の業界を問わず「あなたの場合はこう活かせますよ」と具体的なアドバイスができます。

🗨️ 受講を検討中の方 「自分の業界でウェブ解析士の知識が活きるのか不安です」

ご安心ください。デジタルマーケティングの本質——「データを見て、顧客を理解し、最適な施策を打つ」——は業界を問いません。私が3つの業界で実感してきたことです。業界固有の悩みも含めて、お気軽にご相談くださいね。


Digital Upliftで実現したいこと

私がDigital Upliftを通じて実現したいことは、大きく3つあります。

1つ目は、「実務に直結する」ウェブ解析士講座の提供です。

教科書的な知識だけでなく、百貨店ECの現場で日々実践しているアクセス解析やKPI設計のリアルを交えて解説します。「明日の仕事から使える」が、講座の基本方針です。

2つ目は、資格取得後のキャリアサポートです。

資格を取った先に、どんなキャリアの可能性があるのか。人事部で数百名の採用面接を行ってきた経験から、ウェブ解析士の資格をキャリアにどう活かすかという視点でもアドバイスできます。履歴書への書き方、面接でのアピール方法、社内異動への活かし方——具体的なところまでご相談に乗ります。

3つ目は、「デジタルの世界に一歩踏み出す人」の背中を押すことです。

かつての私のように、「デジタルマーケティングを学びたいけど、何から始めればいいかわからない」という方に、<u>最初の一歩を踏み出すきっかけを提供したい</u>。それがDigital Upliftの存在意義だと考えています。


まとめ

  • 販売員→人事→EC→通信→百貨店ECと、10年以上にわたりキャリアを歩んできた
  • デジタルマーケティングの知識を体系化してくれたのがウェブ解析士だった
  • 自分が苦労した経験があるからこそ、初学者に寄り添った講座を提供できる
  • 3業界のEC経験+人事の採用経験を活かし、資格取得とキャリアの両面をサポート
  • Digital Upliftは「実務に直結する学び」と「キャリアの相談」ができる場所

ウェブ解析士の資格に興味がある方、キャリアに悩んでいる方、どんなことでもお気軽にご相談ください。

「こんなこと聞いていいのかな?」ということでも大歓迎です。 一緒にデジタルマーケティングのキャリアを考えましょう!

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